いつか それは今だった -Aqours6th感想

Aqours 6th LoveLive! 〜KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR〜 <WINDY STAGE> at 東京ドーム に両日参加してきました。

生まれてきた喜び、Aqoursに出会えた喜びを存分に感じられたライブでした。

肉眼で見た記憶が円盤に書き換えられない内に、感想を記しておこうと思います。

 

 

会場に入った瞬間、クソでかLEDスクリーンが目に入り、ガッツポーズしました。

特に東京ドームのような大きな会場ではどこの席に座っても没入感を感じられるという要素が重要だと思っています。

去年上映されていた嵐のライブフィルムを観たり、今年の4月にTWICEのライブに参加したりして

大きい会場の使い方の正解を知ってしまっていた分、これまでのライブを圧倒的に上回るようなセットや演出を期待する気持ちもありました。

反面、さすがにコンテンツの力で嵐やTWICEに並ぶのは無理だろうとも思っていました。 

それがこんなにどでかいスクリーンで期待に応えてくれるなんて!

感激しました。ありがとうございます。

 

なんどだって約束

この歌詞は4thのときにした約束と未来へ向けた約束、どちらにも当てはまる箇所があるので

開幕かラスト、どちらで披露するのか予想できず、わくわくしていました。

 

DAY2ではダブルアンコールでも歌ってくれましたね。超嬉しかったです。

5thを終えてから(ターニングポイントは2021年末のDREAMY CONCERT DAY1だと思います)、

Aqoursはアニメの時空からある種解放され、キャストやファンが「いつか終わりがくること」や「変わっていくことへの不安や寂しさ」を感じていた時期を乗り越えたと思っています。

6th埼玉で降幡さんが言っていたように「ラブライブ!サンシャイン!!を自分たちでつくっていく」という気概や「不可能なんてない、やりたいことはなんだってできる」という前向きな気持ちで溢れた、そんな空間にライブ会場も変わりましたよね。

 

だから、夢のような最高の二日間がもうすぐ終わる、という瞬間でも

心からの笑顔でAqoursと約束ができました。

 

全部最高の歌詞ですが、その中でも私は一番最初の "いつか それは今だった" という歌詞が大好きです。

先の見えなくなってしまったこの時代、「いつか、また」という約束をする機会が増えたように思います。

それが「今だ」と確信し、言い切れる、こんな幸せなことはありません。

 

そこから

"今日は一度しかない やり切って生きてこう" (未体験HORIZON)

"いまをしっかりと感じたい" (DREAMY COLOR)

と続けていくのも素敵ですよね。

 

未体験HORIZON

満を持して、でしたね。

高槻さんの「ようこそー!」のあと、いまだに「ドゴォォン(爆発)」に構えてしまいます。

ラブライブ!プロジェクト、もっと火薬を使ってほしいです。

 

私はDAY1でなんとアリーナ最前だったのですが、一生忘れないと思った光景がありました。

最前はステージと客席の間にいるたくさんのスタッフさんの動きがよく見えます。

落ちサビの高槻さんソロの前、横からメインステ全体を捉えていた大型カメラクレーンが

ステージ後方から会場全体を捉える角度に変わりました。

最初「ヨーソロードみたいに花道が輝くのかな」とも思いましたが、今回の花道は電飾なし。

なんのためのその位置のカメラだろう、と疑問に思っていた瞬間、目の前に一斉にたくさんの蝶が舞い上がったのです。

その光景やカメラスタッフさん、姿は見えない特効スタッフさんの働きにとてつもなく感動して、涙がこぼれました。

裏方関係の仕事をしているわけでもない私がこんなに感動したのには訳があります。

NetflixやPrime Videoで配信が見られる「RIDE ON TIME」というジャニーズの各グループの裏側に迫るドキュメンタリー番組があり、

そのシーズン1でHey!Say!JUMPのアリーナツアーの裏方スタッフに密着するエピソードを見たことで、

いかにスタッフさん方が裏側で奔走してくれているかを(ほんの一部ですが)知っていたからです。

これを知っているといないとではライブの見方もだいぶ変わると思います。

Amazon.co.jp: 連続ドキュメンタリー「RIDE ON TIME」を観る | Prime Video

 

DREAMY COLOR

降幡さんが目の前に来てくれました。

しっとりした曲での表情の作り方や歌詞・感情を表情に乗せるのが本当に上手ですよね。

"ユメ見る僕らってどんな色だろう?" の表情が印象的でした。

 

Awaken the power

100%来ないと思っていた曲の内のひとつだったので何が起こったか理解できませんでした。

降幡さんがラップやってたの、よかったですね。

4thのとき、コーレスで会場を揺らしたのが懐かしいです。

 

ハミングフレンド

嬉しすぎてひっくり返りました。

最近こういう「やりたいだけ」でセトリに入れるパターンが徐々に増えてきて最高です。

桑原さん、またAqoursに曲を書いてほしいです。

 

ソロ

OKAWARI Happy life! -千歌

8cmくらいのピンヒール履いて踊ってて舞台女優ってすごい!となりました。

 

Love Spiral Tower -梨子

別にアリスモチーフの曲じゃないのになぜこの衣装...?と思っていたら

逢田さんがたまたま飾っていたフィギュアから着想を得たらしいですね。

この自由さ、最高です。

もっと「着たいから」だけの理由でいろんな衣装着てほしいですね。

 

"Yes!!は言葉じゃない" "Yes!!だけ聴かせて" のたびに息を止めていたら酸欠になりました。

 

1STAR -ルビィ

クソでかスクリーンが映えに映えてましたね。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” の「果てない空」を思い出しました。

 

MOTTO-ZUTTO be with you -ダイヤ

衣装、明らかに気合い入ってて笑いました。

メイクもこの1曲だけ変えてて最高ですよね。

顔、ダンス、バチバチレーザー、と見たいところが多すぎて大変でした。

 

やあ!行雲流水!? -花丸

ギターの練習続けてたの、偉すぎ&かっこよすぎ。

高槻さんは「ドームアーティスト」という言葉をひときわ意識していたので、

東京ドームを独り占めして自分の演奏で歌った経験はかけがえのないものになっただろうなと思いますし、

そんな高槻さんの見る景色の一員になれたことを誇りに思います。

 

迷冥探偵ヨハネ -ヨハネ

「新曲、ライブで初披露」がやっと!やっと叶いました!

Jump up HIGH!!もフル初披露がありましたが完全初披露は初めてでしたね。

そんな大役を担うヨハネ、かっこいい!

演出も気合い入ってましたね。赤い照明が印象的でした。

何よりも小林さんの歌唱力、表現力が素晴らしく、度肝を抜かれました。

スクリーンいっぱいに広がる大きな漆黒の翼を背負ったラストシーンはもちろん超かっこよかったですし、

現地での場当たりは限られた時間の中で数回しかできなかっただろうに、とプロの凄まじさを感じました。

途中でマントを脱ぎ捨てていましたが、そのマントのはためかせ方まで完璧に美しかったです。

自分のパフォーマンスの映像を自分で何度も見返して研究したのだろうと思います。

本当にかっこいいですし、心から尊敬します。

会場の全員が息を呑み、パフォーマンスに集中し、小林さんの虜になっていました。

最後の「Thank you.」のあと、「ヒュウ!」という声が周りから聞こえてきましたが、

思わずそんな声を漏らしてしまう気持ちもわかるくらい、圧巻でした。

 

KOKORO Magic "A to Z"

やっと!!

衣装が大変なんだろうなとは思っていましたが、ギラギラで素晴らしい出来栄えでしたね。

見るたびに首のアイソレの練習モチベがあがり、練習するたびに首を痛めています。

 

GEMSTONE "DE-A-I"

ぶっ刺さる曲調なのでドームで聴きたいな、とひそかに思いを昂ぶらせていました。

爆うれしかったです。

最初の胸のヒットがかっこいいですよね。

声が出せるようになったらまた野外ライブを開催してくれると信じていますが、

夕暮れで拳を突き上げて "Wow-wow!" と叫びたいです。

 

Deep Resonance

弦がかっこよすぎて爆笑しました。

桑原聖さん、素晴らしい曲をありがとう...。

今までこの曲を4会場ぐらいで見ましたが、そのたびに表現力が豊かになり、歌が上手くなる小林さん、本当にすごいです。

DAY2は迷冥探偵からのこれだったので完全に小林愛香が主人公でしたね。

会場の全員が小林さんに夢中になっているのを感じました。

センター曲で惜しみなく実力全てを発揮できるってかっこいいです。

 

Brightest Melody

オーケストラで聴きたい楽曲で毎日投票していた曲です。

その願いが叶ったこと、東京ドームでこの曲を聴けていることに感激して、4分間ずっとボロボロ泣いていました。

 

キセキヒカル

前回もオーケストラで披露してくれたのにまた見せてくれたことが嬉しかったです。

一番大好きな曲なので旋律を聴くだけで無条件に泣いてしまいますが、

2019年1月4日、映画館で聴いたときの涙とは違いました。

あのときはAqoursとのお別れが近づいていることがつらくて流した涙でしたが、

今回は輝くみんなの眩しさに勇気をもらい、自然と笑顔になりながらも感動で流れる涙でした。

 

アンコール

ジャンプ禁止のSUKI for you, DREAM for you!キツくないですか?

 

ロッコでメインステに帰ってきた2年生が3メートルくらいの距離だったのですが、

斉藤さんが笑顔でこっちを見てくれ、逢田さんは目があってにこっと笑ってくれて死にました。

伊波さんは1人だけ遥か彼方を見ていて面白かったです。

 

花道を使った挨拶回りのときは9人全員が2メートルの距離に来て大変でした。

普段は大体2Dの9人を見ていますが、この距離だとさすがに厚みを感じました。

諏訪さんがニコニコで嬉しかったです。

 

最近諏訪さんMCで力を抜いて話してくれてていいですよね。

埼玉のMCでも爆笑しましたし、今回も東京ドームをりんご1つ分ぐらいの大きさと捉えていて超かっこよくて笑いました。

 

 

またAqoursから生きる力をもらいました。

次も笑顔で会えるように、自分の人生を頑張りたいと思います。